ここではないどこか、遠い空の向こうには、自分の信じる幸せがきっとある。胸の奥深くに息づく、けれども絶えることのない願い。最愛の夫を失い、悲しみに沈むヒロインは人との関わりを厭い、ごく少数のお金持ちしか訪れない静かな島に降り立ちます。島で出会ったのは不幸な事情で島に縛り付けられたホテルの従業員の男でした。男は島からの脱出を夢見て、ヒロインの遺産を奪おうと企みます。傷ついた未亡人を騙して恋に落とすという非道な手段で。
たった一つの滑走路以外、入ることも出ることもできない扉のない檻のような島を舞台に、自由を求めて繰り広げられる危うい愛の駆け引き。囁かれる言葉は嘘か真実か……。
原案は近代英米文学の代表作家ヘンリー・ジェイムズの「鳩の翼」。
鳩の翼(The Wings of the Dove)とは、イギリスで「無垢」を意味する言葉です。愛なくしては生きられない人の苦しさとその姿の美しさ、そこにある本当の自由を描いていきます。
高杉 瑞穂
◇夜が明け、警察や救急隊が駆けつける。
絹子が意識を取り戻した修子(国分佐智子)に呼ばれる。私の犯行を知る玻留を口封じのために撃った、槙(高杉瑞穂)は止めようとしただけで関係ない、玻留が何か自供しても私を守る嘘だと修子は訴える。
絹子は庇うことが玻留のためになるかと問う。そして、奥寺(黒田アーサー)に土下座までして島に渡り、今も修子が玻留を撃ったとは一言も話さない槙の想いを退け、玻留のために自分のすべてを犠牲にするのかと質す。衝撃を隠し、槙には申し訳ないとだけ話す修子。すると絹子は迫田が見つかり、犯人を玻留と認めたと明かす。
担架に乗った血の気のない玻留。立ち竦む修子。玻留は俺のこと見捨てたりしないってわかってたと微笑む。修子は涙ぐみ、事件を思い出す。
銃を掲げた玻留。止めてと叫んだ修子。玻留は銃を自分の頭部に向けた。修子がとっさに飛びつき、銃を逸らした。銃声が響き、修子は気を失ったのだった。
許してと涙する修子。玻留は今度生まれるときも姉さんの弟がいいと微笑む。
槙が来ていた。玻留は笑顔で手を伸ばす。その手を握る槙。玻留は行き、残った修子と槙は見つめ合う。
海に背を向けて立つ修子と槙。修子は玻留を助けたのは槙だと感謝する。そして、最初から玻留のことは夏の間にケリをつけようと考えていた、これ以上槙を縛りたくない、私のことは忘れてと告げる。自分は忘れると。槙に分からせるように目の前で手錠を受ける修子。玻留への殺人未遂だった。
◇数日後。南へ旅立つ槙。見送る理生(肘井美佳)。ブラジルへ迫田の書類が匿名で届き、迫田は背任で逮捕されたという。槙は送ったのは事件の前の修子だと気づく。手を差し出す理生。槙も笑顔で握り返すと、ついに島を離れる。
一ヶ月後。実況見分が行われる。出迎えた理生は手錠をかけられた修子と再会する。修子と玻留は日本とブラジルに別れ、罪を償うことになる。修子は遺産を夫の一族に返していた。
岬で話す理生と修子。この景色を見せたいと理生が絹子に頼んだのだった。
修子が買い取った島は今もセツの名義になっていた。理生は礼を述べ、杉浦夫婦とホテルを再開する、そのために島を出て勉強すると明かす。
もう島や槙のことを忘れたのかと尋ねる理生。修子は忘れたと答え、不意に口ごもり、忘れるなんてできないと答える。高い塀に囲まれても心は自由だ、疾しさもなく、心はあの人のところへ飛んで行けるから。それが愛だと言うならあの人を愛してる。この空と海がある限り、忘れるなんてできないと。
気づくと理生の姿はなく、槙が立っていた。俺も忘れるなんてできないという槙。たまらず槙の胸に飛び込む修子。抱きとめた槙は愛してると伝える。やがて口づけを交わす二人。
滑走路で絹子が手錠を外し、帰りは彼が送るという。絹子が示した先のパイロットは海外で免許を取得して来た槙だった。槙の差し出した手を修子が握る。
飛行機が離陸する。空高く舞い上がる姿がやがて鳥になる。
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♪いよいよ最終回!!
槙が撃たれたんじゃなかったのね。。。
ふぅ〜ん、ハッピーエンドかぁ。でも、それもいいかも。
やぁ〜、昼ドラにしても長かった。
意外にヒットしたからロングランに修正したのでは。
この夏の日々の「楽しみ」を、ありがとう!!!
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